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会社を辞めて旅に出た ~いつのまにか雲南定住~

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白イ族(広西、那坡)


イ族その3 白イ族 (広西チワン族自治区、那坡)

白イ族の女性
 イ族はチベットビルマ語系に属し、中国、ベトナム(ロロ族)、ラオス(ロロ族)に住む。中国のイ族の多くは雲南省に住み、そのほか四川省や貴州省、広西チワン族自治区にも住んでいる。

 彼らは彝(イ)文字と呼ばれる表音文字を持ち、一部の地域では近年まで奴隷制が残っていたことで知られている。

 写真は広西チワン族自治区西部の百色市那坡(napo)縣達臘(dala)村で撮った白イ族の女性。白イ族は雲南省南東部の文山チワン族ミャオ族自治州富寧縣、広西チワン族自治区西部の那坡縣に少数が住んでいる。

 普段民族衣装を着ているものは少なく時折老女が着ているのを見かけるくらい。写真の女性も普段は民族衣装を着ていなく、写真を撮るためお願いして着てもらった。
白イ族の民族衣装白イ族の民族衣装
 女性の民族衣装は、左のような刺繍や金属の飾りのついたエプロンのような胸あての上に、丈の短めの上着(前では重ねない)をはおる。
 本来は白が基本だと考えられるが左のような緑色や、下のような青色のものもあった。


 下は黒いキュロットスカートのようなものを履き、脛には脚半のようなものを巻いている。腰には木製のベルトのような輪をつける。頭には格子柄の布を巻く。その上に更に黒い布を巻く場合もある。

 男性は女性と似たような上着の衣装。祭りの時には祭りをつかさどる者が特別の衣装を着る。

 今では民族衣装を着ている人はかなり少なくなったようで、この女性も普段は民族衣装を着ていない。 


達臘(dala)村を訪ねる

白イ族白イ族の女性
 那坡(napo)縣は広西チワン族自治区の西端で、雲南省富寧縣とベトナムと接している。達臘(dala)村へは那坡から那隆郷・百都郷行きのバスに乗り、山道を上っていくこと約30分ほど(途中下車、運賃は3元)。
 村には道路沿いに小さな雑貨屋が1軒あるだけであとは民家。

 彼らの住居は高床式でこの集落は数十軒ほど。集落内は彼らの飼っている吠え立てる犬がいるので迂闊には歩き回らない方がいい。安全確保のため棒も欲しいところ。

 バスの本数は少ないので午前中に訪れるのが望ましい。


 2005年11月に達臘(dala)村を訪れた時のブログはこちら



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